門下生のカレーせんべいとちぇぶの対談動画を聴きながら
『おぼっちゃまくん』のシナリオを考えていたのだけれど、
若い頃は現場で自分の居場所を確保するだけで精いっぱい
だったし、30代、40代になってようやく余裕が出てきた
から、「ゴー宣道場」に関わる時間がとれていると言って
いた。
新聞や本だって読む時間なんかほとんどなく、それこそ
『ゴーマニズム宣言』とライジングだけで、時事問題を知り、
なおかつその解釈や考え方を学んでいると言っていた。
生活者はそういうものだろう。
わしは、そういう生活者のために描いている。
なぜなら「常識」があれば大丈夫だという自信を、
生活者に持たせたいからだ。
「常識」さえあれば、思想だって出来る!
わしはそういう考えで『ゴー宣』を描くし、「ゴー宣道場」
をやっているし、『小林よしのりライジング』を配信して
いる。
だから『小林よしのりライジング』も価格を特に安く
抑えているし、「ゴー宣道場」も会場費のみの入場料に
抑えている。
思想オタクより、生活者が集うから、政治家もリアルな
生活者の前で話すことになり、反応までアンケートで、
バンバン返って来て知ることができる。
相当、貴重な場になると、わしは思っている。
まず「常識」だ!これが一番大事だ!
それから「知識」だ。
最後に「情報」だ。
これがわしの価値の順列である。
「常識」さえあれば、思想だって出来る!